Tachihara Michizo Memorial Museum
展示のご紹介 2008年1-12月

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※2007年以降、書籍名・人名等の固有名詞の表記は、現在刊行中の筑摩書房版『立原道造全集』にあわせて、新字に改めました。
 既刊の『立原道造全集』第1-3巻は、記念館で販売中です。内容見本はこちらをご覧ください。



●2008.1.3-3.23 新春企画展
 「立原道造の世界4 生前未発表詩・物語を中心として[後期]」

07_3_1  立原道造(1914-39年)は、青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、『四季』[第2次]を
 主な舞台として作品を発表し、生前に2冊のソネット詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、
 詩人として活躍しました。
 また、将来を嘱望された建築家でもあり、東大建築学科在学中は、辰野賞を3年連続受賞し、浅間山麓に
 構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、今日まで語り継がれています。

 本展では、『立原道造全集』第2巻(2007年12月10日 筑摩書房)収録の作品から、夭折のため未完と
 なった第3詩集『優しき歌』に、立原が収録しようとしていたと推測される詩稿群、および、同時期作の
 生前未発表詩(主に新収録詩)・物語の草稿を中心とし、書簡・絵画・書籍等の初公開を含む関連資料を
 展観することによって、立原の世界を顕彰します。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。


●2008.3.29-6.29 開館11周年記念特別展
 「立原道造の世界5 絵画・建築設計図を中心として[前期]」


08_2_1  本展では、『立原道造全集』第4巻(2008年夏頃刊行予定 筑摩書房)収録作品から、日本橋・流山風景を
 描いたパステル画等の絵画および大学時代に制作した建築設計図を中心として、建築論文・スケッチ、生前
 未発表の草稿、少年時代に手づくりした戯作集『滑稽読本 巻一』、中・高・大学時代のノート・スケッチ
 ブック類、書簡、書籍、遺品等の初公開を含む関連資料を展観することによって、立原の世界を顕彰します。

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●2008.7.8-9.28 開館11周年記念特別展
 「立原道造の世界5 絵画・建築設計図を中心として[後期]」


08_3_1  本展では、『立原道造全集』第4巻(2008年夏頃刊行・写真700点余掲載予定 筑摩書房)収録作品から、パス
 テル・ペン・油彩などの絵画、および、石本建築事務所時代の建築設計図を中心として、卒業設計のエスキスや
 卒業論文の下書、処女出版である翻訳書『林檎みのる頃』、翻訳・随想・詩などの草稿、書簡、ノート、書籍等の
 初公開作品を含む関連資料を展観することによって、立原の世界を顕彰します。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。



●2008.10.7-12.23 秋季企画展
 「立原道造の世界6 書簡を中心として[前期]」


08_4_1  本展では、『立原道造全集』第5巻(2009年春頃刊行予定 筑摩書房)収録の作品から、家族(母・弟)宛、学友宛、
 『四季』を介して識りあった友人宛、および、生涯を通して師とも兄とも思い慕っていた作家・堀辰雄宛の書簡を中心
 として、同時期作の詩稿・絵画・建築設計図・書籍・遺品等の、初公開作品を含む関連資料を展観することによって、
 立原の世界を顕彰します。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。



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