Tachihara Michizo Memorial Museum
展示のご紹介 2009年1-12月

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※2007年以降、書籍名・人名等の固有名詞の表記は、現在刊行中の筑摩書房版『立原道造全集』にあわせて、新字に改めました。
 既刊の『立原道造全集』第1-3巻は、記念館で販売中です。内容見本はこちらをご覧ください。



●2009.1.3-3.22 新春企画展
 「立原道造の世界6 書簡を中心として[後期]」


09_1_1  立原道造(1914-39年)は、青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、『四季』[第2次]を
 主な舞台として作品を発表し、生前に2冊のソネット詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、
 詩人として活躍しました。
 また、将来を嘱望された建築家でもあり、東大建築学科在学中は、辰野賞を3年連続受賞し、浅間山麓に
 構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、今日まで語り継がれています。

 本展では、『立原道造全集』第5巻(2009年刊行予定 筑摩書房)収録の作品から、友人および恋人・
 水戸部アサイ宛等の全集新収・初公開を含む書簡を中心として、同時期作の詩稿・絵画・建築スケッチ・
 ノート・書籍等の関連資料を展観することによって、立原の世界を顕彰します。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。



●2009.3.28-6.28 立原道造没後70年/開館12周年記念特別展
 「詩人・建築家 立原道造[前期]」


09_2_1  本展では、当館が現存を確認している立原資料のうち、幼少期から大学時代までの代表的な作品(詩稿・
 2冊のソネット詩集・4冊の手づくり詩集・絵画・建築設計図・ノート・書簡)および伝記資料を中心と
 して、初公開を含む関連資料を展観することにより、今年没後70年となる「詩人・建築家 立原道造」の、
 24歳と8か月で夭折した生涯[前半]を辿ります。

 ※※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。


●2009.7.7-9.27 立原道造没後70年/開館12周年記念特別展
 「詩人・建築家 立原道造[後期]」


09_2_1  本展では、当館が現存を確認している立原資料のうち、主に、大学卒業後から24歳と8か月で夭折するまでの
 代表的な作品(詩稿・2冊のソネット詩集・絵画・建築設計図・ノート・書簡)および伝記資料を中心として、
 初公開を含む関連資料を展観することにより、没後70年となる「詩人・建築家 立原道造」の、24歳と8か月で
 夭折した生涯[後半]を辿ります。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。


●2009.10.6-12.20 秋季企画展
 「造形家 立原道造 パステル画から自装詩集まで[前期]」


09_3_1  本展では、立原が少年期から晩年までに制作した絵画(鉛筆・クレヨン・水彩・パステル・ペン・油彩画等)、
 手づくり詩集『さふらん』『日曜日』『散歩詩集』、生前刊行の2冊の自装詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』
 を中心として、建築スケッチ・詩稿・書簡・書籍等の関連資料を展観することにより、生涯を通じて、自らの
 作品世界に相応しい《形象》[ルビ:かたち]を希求し続けた「造形家 立原道造」に光をあてようと試みます。
 また、今秋、さいたま市別所沼のヒアシンスハウスは竣工5周年を迎えます。これを記念して、初公開を含む
 ヒアシンスハウス関連資料(スケッチ・エスキス等)を展観します。

 ※「主な出展リスト」はこちらをご覧ください。


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